シルクスクリーン技法

大学生の時に学んだシルクスクリーン技法。もともとグラフィックデザインなどが好きで、自分で描いた絵がまったく同じように布へとプリントできることに驚きました。そこからシルクスクリーン技法にのめり込み、「こんな柄の布があったらいいな」という思いからデザインを考え、自分自身でプリントをし、オリジナルの布雑貨を作っています。


 

 

 

 

まず初めにデザイン画を作っていきます。

道路標識をモチーフに、どのマークを使うのかを決め大きさ、配置を決めて、実際に布へプリントする大きさでデザインしていきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイン画が出来上がると、オペークという光を通さない特殊なインクで一色づつ塗分けし、版下を作っていきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

オペークの版下が出来上がると、感光乳剤を塗った紗張り版に張り付け、光を当てて露光していきます。乳剤は光が当たると固まり、オペークで描いた所は光が当たらないため、水洗いすると柄の部分が抜けます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

版が出来上がると色ごとにプリントしていきます。

今回は赤、青、黄の3色刷りのデザインにしたので、まずは赤からプリントしていきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に青をプリントしていきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

そして最後に黄色をプリントして完成です。

黒くなっている部分は赤、青、黄色がすべて重なっています。

このようにしてデザイン、版つくり、プリントをし、オリジナル柄の布を作り、手作りの布雑貨を作っています。